日本には、ギャンブル性を持ったものが多くあります。
ギャンブルと定義されている公営競技や競馬
遊技と定義されているパチンコ
富くじと定義されている宝くじ
金融商品と定義されている株式投資やFX等です。
それらは全て射幸心を刺激するものであり、広義においては同じです。
依存症への対策はこれら全てに向けたものです。
それぞれの管轄官庁が違うため、アプローチはそれぞれ違います。
それらの中でもパチンコは、数としての分母が多い事と
違法な販売と使用方法を長年続けていた事で注目されています。
パチンコ業界はどうすればいいのか?
という質問を受けることがあります。
私が思うのは
まずは全パチンコ店が出資した対策機関を作ることです。
リカバリーネットワークがありますが、世論が認める規模感とは全然違います。
そして
根本的な事になりますが、国は国民の味方という原則です。
国民がパチンコを楽しんでいるとすれば、厳しい見方はしないでしょう
だから、やるべき事は明白で
国民の多くが楽しむパチンコ業界にする事です。
そして考えるべき事は、それがどういうパチンコ業界であるかです。
少なくとも、過去にしがみつく事ではありません。
しがみついて主張しているものに、どのくらいの力があるのか
確かめた方が良い事もあるのではないでしょうか?
というのがパチンコ業界を客観的に見た、外からの意見ではないでしょうか?
私もパチンコ業界の一員として
そうなれば良いけど、現実的には…という感覚があります。
たくさんのお客様が来店される薄利多売の遊技場というのが
理想的な姿ではありますが、過渡期を乗り切る事が出来るのかは
多くの問題を解決しなければなりません。
ビジネスには、最初の金額があって
そこに利益を乗せて繋がっていくものが多いと思います。
パチンコ業界の最初が、例えば機械の金額であるのならば、その金額をベースに全ての価格が作られていきます。
最初が4円の貸玉であれば、そこがベースになると思います。
過渡期には、赤字で仕方がないという事ならば別ですが
そうでなければ、売上と利益と設備投資はリンクします。
基本的にベースとなるのは売上か設備投資です。
過剰な設備投資にリスクが大きい現在は
適正な設備投資に対する売上と利益を策定すべきです。
それが運営上生き残っていける数字であるのか
どのように運営すれば生き残っていくに近づくのか
それが
弊社の存在価値のひとつとなります。